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環境による建築のちがい

外構、エクステリアデザインを生業としてしていますが、
関わり合いの深い建築にも興味があるため
北欧での 観光よりどちらかというと 建築見学を楽しみにしていました。
もちろん 歴史のある建物も多く
今回の研修では言葉に表せないほど 素晴らしい建築にも沢山出会え、
大変勉強になりました。

本日はデザインの事では無いのですが
明らかに 日本と北欧での構造の違いを見たのでそれについて。



一枚目の黒いシャープなビルは、オアスタットの駅前ビルです。
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建物に凹凸があるわけでもなくデザイン的にも何の変哲も無い四角いビルですね。

二枚目の写真をご覧下さい、建築中の集合住宅の写真です。
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この日は日曜日で建築現場は全く動いていない状態でした。
複数の現場を自転車で見て廻ったのですが工事人を一人としてみることが無かったです。
休日の割り切り感が徹底していると感じました。
その休日の現場を フェンス越しにシャッターを切っていると
変な顔で見られることもしばしばありました。

そんな時に撮った一枚の写真ですが、
「沢山出窓があるな~、この様なデザインなのかな?」と思い写真を撮っていました。
このまま完成すると 外構や外回りはどうすれば・・・?

その後何軒かの現場を視察中にわかったのですが この出っ張りは出窓なんかではなく、
壁厚になる厚みだったのです!
つまり建物が完成された時には何事もなかったように
1枚の写真のような 窓と外壁の面は同じになり、普通の仕上がりになるようです。

北欧の冬は体験したことがないのでわかりませんが、
この壁厚を見ているとなんとなく想像が付きますよね。(私達が訪れた時は真夏です)
恐らく日本の住宅の壁厚では寒くて快適に過ごせないのでしょうね。
このような構造の違いは 気候の違いにしかほかならないのですが

では、室内は外見から想像するより狭いのか、と考えがちですよね。

日曜なので、現場関係者がおらず 少し外から覗かせてもらいました。
さすがデザインの国ですね、とても割り切った考えのように見えました。
ここにキッチンがあるのか?とか
玄関ドアとリビングのマドが一直線で庭先まで丸見えです。
日本では考えれないですが
この割り切りで、全く狭さを感じないどころかすごく魅力的に見えました(脱帽!)。

家の外廻りは写真に収めることができましたのでまた後日 詳しく書き込みます。

これらの構造も、デザインもこの厳しい気候から考え出された結果なのでしょう。

ちなみに、壁厚の件で後日ガイドさんにお聞きしたのですが、
北欧では壁厚は32センチとお聞きしました(もし勘違いでしたら、スミマセン)
すごい厚さですね。
お国変われば、事情も変わり結果デザインにまで波及してくるという事ですかね、、、



次回書き込みもドンドンしてまいりますので、宜しくお願いします。