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自然石、扱い方のちがい

今日はコペンハーゲンにて見てきました石の話をします。

噂には聞いておりましたが、石また石またまた石の世界です。
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二枚の写真をご覧下さい。
地面から隆起した石をそのまま使用しています(ダイナミックですね)。

多くのものはもっと規模が大きいです。
写真に収めようと小さい物を探して撮ってきました。
街の至る所に このような石塊を見ることができます。
そのまま使うことで 街の雰囲気も壊していないですよね。

自然隆起したか、この石の柔らかいところだけが侵食されて残った石だと思いますので、
デザインでは無いと思いますが、、、
むしろ解体撤去の時間と手間等を考慮してそのまま使用しているのだとも思います。
でも 何とも自然で 無理なく美しいですね。
人々が腰掛けれる場所にもなっています。

何度でも言いますが、これで良いですよね。充分 事足りています。

過去の偉大な建築家達は自然に手を加えないこと、
共に共生することが最も大切であるとも 説いておられます。

ここで一つ思うことは、地面全体がこのような岩盤でできているので、
古い建物もそのまま健在ですし、
新しく建てられた建物も日本では考えられない程
アクロバティックな物が多い要因なのかとも考えました。

基本的には、地震が少ないからできることなのでしょう。
(たとえ揺れても 岩盤が硬いので びくともしないのでしょね)

日本ではこの考えは通用しません。
実際 外構デザインする時にも
強度の事ばかり考えて表現を抑える事が幾度となくありましたので、、、
そういう面で考えると 地面が強固であること、強度の心配が少ないという事は
そのこと自体が 少なからずデザインに影響しているのだろうと感じました。

この石塊では
ワンポイントの赤い植ますが 自然石の中で差し色効果をもち雰囲気作りに貢献しています。
もちろん地被植物は自然発生なのでしょうが、、、

今後の書き込みで出てきます石を使用した建築や石の様子は 格別なものがあります。
中には、信じられないぐらいの作品もあります。
さすがヨーロッパ圏、創造も上手ですが、自然を利用するのも本当に上手ですね。
お国柄の違いをひしひしと感じる光景でした。