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造園や植木

造園部の活躍

2018年10月2日|カテゴリー「造園や植木
造園部植栽作業
台風や地震の後片付けに走り回っているうちに 秋が来て造園部の繁忙期に入っています。

sotoDesignの母体である竹本造園造園部は先代が築き上げてきたものですが 数年前に会長が亡くなったあと作業に当てれる人数が減ったことによって 大きな現場はお断りをお願いし、昔から繋がってきた古いお客様を中心に剪定など作業を継続しています。
亡くなった先代は 一人分の力ではなくそれ以上の仕事をしていたのだということを 強く感じています。
ここ数年 どうやって年内に大事なお客様みなさんのお庭を美しくしてお正月を迎えていただけばいいのか
工夫やお願いをしまくりながら なんとか越えてきました。
昨年から少しちがう方法で お客様にご理解いただきながら秋から冬を全力でお仕事させていただいています。
さきにも書いたように
今年はイレギュラーな天災の後片付けに10日以上費やしてしまいました。
しかも雨も多いので大変ですが造園の植栽や剪定のお仕事は 
目に見えて様子が変わる作業であることもあってシンプルにお客様に喜んでいただけるのでそれを活力に 
年末まで精一杯がんばらせていただこうと思っています。

造園部の台風処理

2018年9月24日|カテゴリー「造園や植木
桜の樹
sotoDesignの母体 竹本造園でも先日の北大阪地震では灯籠が傾いたりしたとのご連絡があり
また長雨や台風の被害では 植木が傾いたというご連絡もいくつか頂いております。

本当に局所的に吹いたおそろしいほどの強風には 古い新しい関係なく樹木も傷んでしまったようです。
お庭を造らせていただいた先代が生きていたら 大変残念がるだろうなと思うような植木の処理があったりと胸が痛みます。

胸が痛むといえば 公園などの街路樹も大きく傷ついているのを見かけます。
これは桜ですが 毎年美しい花を咲かせてくれていたのに痛々しいです。
桜などやわらかい樹種では この折れた木口から雨など水が回って 木が腐って行ってしまうこともよくあります。
同じく折れた枝や 伸びすぎた枝をのこぎりで切り落とした後も プロなら当然にしている処置をされずに
放置されている桜の木々を もったいなく眺めています。
桜の木口には ボンドのような塗り薬がホームセンターなどで販売されています。
それはゴムのようなもので 木口を保護して水が染み込むのを抑えてくれますので
お手間ですが ぜひ購入して処置をしてあげてください。

梅雨明けのお庭管理

2018年7月4日|カテゴリー「造園や植木
植木職人

今日現在の西日本は台風の影響で大雨の地域もありますが

関東はすでに梅雨明けしていて おそらく台風が去れば 西日本でも梅雨明けになると思われます。

今年は 春から暑かったけれど 梅雨明けも早いです。異常に。。。

昨冬 外構工事をされて自動散水機を設置したお客様から
自動散水の回数を 指定していた回数より増やしたいとご連絡をいただきました。
冬場であれば 日当たりによりますが週に2~3回で充分であったのが
梅雨が開け 気温が上がってくると 毎日の水やりが必要になってきます。
自動散水は 時間や水量を設定しておけば 文字通り自動に水撒きしてくれるのですが
蚊に噛まれることもなく 暑い思いもせず 水の量も無駄なく散水ができて
大変便利です。
ただ 梅雨だから散水しなくていいなとか 夏が来たから散水回数を増やそうと
勝手には判断してくれませんね。

植木の水やりは 思っているよりたっぷりの量をまく必要があります。
うまく自動散水機を使っていただけると
秋の紅葉や 花の開花のときに 美しい姿を見せてくれるようになります。
水やりは 植木にとってかなり大事なんです。
梅雨明けのタイミングで お庭の手入れの方法をあらためてみてくださいね。

京都のホテルお庭巡り

2018年6月27日|カテゴリー「sotoDesignの日常
ホテルザセレスティン京都祇園エントランス

先日のエクステリア勉強会IN京都では 京都で有名ホテルのお庭も いくつか見学しました。
コーディネートしてくれたaoiniwa山田さんが選んだのは 荻野寿也氏のお庭。
大阪府で事務所をなさっている景観デザインの設計をなさっている有名な先生です。
個人宅もなさっていますが 店舗やパブリックな場所でも腕をふるっていらっしゃいます。
プロフィールによると 造園は独学で学ばれたそうなのですが いかに建築と同等に庭に活かすか念頭にされており
計算して作られたお庭でありながら 自然の法則を倣ったようなおだやかな優しさに溢れた景観設計をなさる方です。

今回ご紹介するのは祇園の建仁寺のそばにある ホテル ザ セレスティン 京都祇園
2017年に完成したものです。
周囲の植栽や植木 石積みなどを 細かく見せていただいてから 
ダメ元でホテルの中のお庭を見せていただけないか 山田さんがホテルと交渉してくださって
親切にも宿泊棟の中の中庭を見学させていただきました。もちろん 外からは見ることができない貴重な体験です。

こちらのホテルの造園デザインはすべて荻野氏のよるものですが
現代の京都の市街地でありながら 時代をさかのぼり祇園の原風景をたどっていくようなストーリーで
ホテル内の7箇所の庭を作庭なさっているそうです。
奥行きも高さもあり 自然でもありモダンでもある そんな空間です。
あざやかな木々の緑が美しく 京都らしい落ち着きと静かさを演出していました。
セレスティンスタッフの方 お忙しいのにありがとうございました。

ホテルザセレスティン京都祇園植栽

ホテルザセレスティン中庭地下へ

京都ホテルザセレスティン中庭の様子

京都ホテルザセレスティン中庭見学

京都仙洞御所

2018年6月22日|カテゴリー「デザインへの考え方
京都仙洞御所紅葉橋

京都仙洞御所

京都での「エクステリア勉強会」で 迎賓館と隣接する仙洞御所へも参観しました。
こちらも内閣府の管理で 参観ツアーがあるので予約しました。
迎賓館ができるまでは 国賓をもてなしていた場所であり 明治5年までは英照皇太后のお住まいだった大宮御所のある場所が
この仙洞御所。

京都の街の真ん中にあるのに 京都御所という場所は本当に森のなかのように別世界です。
歴史を見てきた深い豊かな森の木々は どこにいるのかわからなくなるような豊かな空間でした。
北池と呼ばれる池の正面から グルっと周囲を回って 写真の美しい紅葉橋を渡りましたが
きっと紅葉の時期はいっそうきれいな光景が見られるだろうなぁとうっとりしました。
今年は暑くて 残念ながら藤もサツキも終わってしまっていましたが それでも輝くような新緑が
日本の庭園の奥深い美しさを彩り 素晴らしい世界がありました。

日本人の色彩感覚やバランス感覚は本当にすごいのですが
大きな景色も 詳細な石組みも 機能と美観が両立され細かな部分まで配慮されているのが 非常に心地よく
考え抜いて作られているはずなのに 大変「自然」です。
これは 造園の基本でもあります。山の風景・自然の光景を庭に落とし込むのが理想とされます。
先に見た 迎賓館のお庭とあわせ
あらためて日本の造園の良さを実感することができました。