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最近ごく一部の外構職人さんに思うこと

年間かなりの物件を工事させていただいているsotoDesignですが、最近違和感を感じる事があります。
それはお客様からありがたくお仕事を依頼頂いていて、そのお仕事をこなしてくれる職人さん達の仕事に対する意識について。
世の中の背景や続いた自然災害などが関係しているとは思いますが、
現在 数字だけで言えば20数年前より景気は少し良く、その上今年は自然災害に見舞われて強制的に仕事量が増大していて 工事をされる職人さんは引く手あまた、大忙しです。
そうなると中には「この仕事効率が悪いのでしない」とか、「面倒だからやらない」とか、「金額の折り合いが少し合わないのでやらない」などと 色々な理由でお仕事をより好みする職方さんが目立つように感じています。

しかし一体そのお仕事を誰が受注してきているのでしょうか?
少なくとも第一線で作業をされている職人さんではなく 私達のように設計者や営業さんがお客様と打合せを繰り返し、夜寝る時間も惜しんで一生懸命努力をして、やっとお客様から工事業者と選定されて受注となります。
それはそんなにたやすい事ではなく、本当に努力しないと得れるものではありません。
骨を折ってようやく受注してきた物件を職方さんの目先の金勘定や安易な思いで 工事を受ける受けないの判断をしてほしくないものです。

ハウスメーカーの下請け業者さんになるには支度金とか保証金という名目で数百万をまずハウスメーカーに上納して そのかわりに仕事をもらうという形になっているのですが、
私ども外構屋さんレベルでは 職方さん達にそのような支度金や保証金などを徴収することはありません。
この職人さんに任せれば大丈夫だという信頼感情だけでお仕事を提供しているつもりなので
こちらも職方さんが仕事しやすいように また途切れることがないようにと配慮しながら大切にお付き合いしているつもりですが 中々そのあたりは世知辛いというか 請負先と元請けの立場の違いは理解し合えない場合もあるということなのでしょうか?ちょっとさみしいことです。

先程も言いましたが、今はそれでも良いですが来年の消費増税後や2020年東京オリンピックが終了すれば今度は
あっという間に仕事量は激減することになるでしょう。正直 仕事が減った時の関係を考えての物言いをしているとは考えづらいこともしばしばです。

以前から書いているように 私達は職方さんより上でもないし下でもないと思っています。
仕事しやすいように気遣ってあげるのは当然のことだし 逆に少しくらい条件がきつい状態の物件があっても
この先も続く受注関係を考えたら少し融通つけて考えてくれてもいいのにと言いたくなります。
もちろん きつい物件ばかりでは我慢は持たないと思います。でも 利益が少ないとか作業の難しさなど
条件が悪い物件ばかり発注する意地悪なことは 絶対にしていません。
要は発注側と受注側がお互いに尊敬しあって仕事をしていきたいと考えております。受発注側のどちらが偉いとかでは無く気持ちよく仕事をこなし お客様に喜んでいただくということが本来の姿だと心から思っています。
最近崩れかけているこのバランスが崩れない事を願いながら 毎日のお仕事に取り組んでいる次第です。

少し愚痴っぽい書き込みになりましたが実際に地震からあとの状態は色々な意味で再考してみる良い機会だと考えております。あたりまえですがプランする人がいてそれを施工する職方がいてはじめて実現し得ることですので
ここは大人の考えで対応していきたいと考えております。