HOMEsoto Designブログ

soto Designブログ

造園の家業と父のこと

2017年9月9日|カテゴリー「デザインへの考え方
山の景色
前回に引き続き sotoDesignのデザインの種についてお話していきます。
今日は 大きな影響を受けた造園という生業のこと。

sotoDesignの母体である竹本造園では 父である会長から学生時代より造園の手ほどきを受けてきました。
暑い日も寒い日も 昔ながらの親方と弟子の関係です。複雑で 感性と知識の必要な「造園」という世界
そこではいつも「迷いが生じれば山を見ろ。山を思い出せ。」と言われて育ってきました。
まさに自然の形状に回帰する教育を繰り返し受けてきました。
もしかしたら その反発で工業的な形への憧れを抱くようになったのかもしれません。
ただその反発心は 父への尊敬と表裏の関係であり その反発心こそがsotoDesignの向上欲を刺激してくれたのだと思います。

父からの教えは 現在になって時々思い出す機会があります。
その頃の年齢に近づいて ようやくその知恵に触れることができるようになってきたのでしょうか。
父の伝統的なスタイルへの反発心は重要な刺激ではありますが
一方でその職人気質な姿勢や流儀は sotoDesignの尊敬する点であり
まぎれもなく自分の中にも同じものが流れていると感じることがあります。

sotoDesignのデザインのたね

2017年9月7日|カテゴリー「デザインへの考え方
シンプルデザイン
sotoDesignデザイナー・竹本のシンプルデザインの発想基本は自身の性格や生い立ちからも培われたものです。

子供の頃の話ですが
シンプルモダンなデザインは子供時代からの好みでした。幼い頃から要素の少ないものを好んできた記憶があります。
そういえば 小学校三年生の時 陶芸の授業でいかに飾りのないシンプルなものを作れるだろうと挑戦した思い出があります。
この頃からのシンプルなデザインを求める姿勢は基本的に変わっておらず 工業製品のように無駄なく機能的なデザインを求め続けています。

また プラモデルを作ることも大好きでした。
自転車の構造が知りたくて 解体してしまい組み立てられなくなって親に叱られたこともありました。
細かな組み立てに興味があったのも この頃からです。
歯車やモーター ロケットや自動車・・・
どうやって動いているのか気になって仕方のない子供でした。

現在こうして 外構工事の設計だけではなくプロダクトや配線に至るまでひととおり理解ができるのは
当時の分解&組み立ての繰り返しが役に立っているんだと思います。


次回は家業の造園という環境 そして父からの影響について お話します。

外構エクステリア工事の事前打ち合わせ

2017年9月6日|カテゴリー「お打合せや進行
お打ち合わせ
今回のN様邸は大手ハウスメーカーにて建築依頼されています。
外構、エクステリアのご依頼はsotoDesignというふうに建築と外回りの工事を 分離発注されたわけです。
最近では最もポピュラーな形態です。

上記の場合、ハウスメーカーとsotoDesign、お客様の三者で 現地にて申し送りをしておかないといけない事柄も少なからずあります。
この部分を怠ると各々(各業者)で好き勝手にすすめる事で色々問題が発生しますよね。
そこの解消が目的で三者で立会を設けます。
三者立会
この事でお客様にも安心頂けると思います。
中にはハウスメーカーさんや工務店とのすり合わせを拒否する外構業者さんがいるようですが、
その場合 なぜすり合わせを拒むのか理由をキチンと聞いてみてください。
私が聞いたことがある例では、以前そのハウスメーカーさんと 何らかのトラブルがあったので打合せを拒むという事例を聞いたことがありますので 気兼ねしないで細部までお聞きいただく事をおすすめします。
そういった関係では良い物件が出来上がらない場合もありますのでご注意くださいね。
今回の 三者立会では全くそのようなことはなく、舛の調整の件や室外機などのこと 散水栓や立ち立水栓の件など
終始なごやかに終えることができましたので 嬉しく思います。
もうすぐ着工となりますが 気を引き締めて工事を進め 良い完工をめざします。
工事進捗の件は おってブログに書き込もうと考えております。


アルネヤコブセンのベルビュービーチ

2017年9月4日|カテゴリー「北欧研修
ベルビュービーチ1
デンマークの建築家アルネ・ヤコブセン作のビストロベルビューと
ベルビュービーチへ行ってまいりましたので少し紹介します。
ヤコブセンで身近に感じられるのは 椅子のアントチェアやスワンチェアがあまりにも有名ですね。
北欧デザインの中でも人気のあるデザイナーの一人です。

これまでの研修旅行についてブログに書いてきましたが 書き込みの中心として
その場所での面白いものやディティールのことなどを主に書き込んでいて 
名所旧跡や観光地についての書き込みはほとんどしていなかったと思います。
外構デザインには直接関係はありませんが 大変美しい場所でしたので少しお付き合い下さい。

ビストロベルビュー
ビストロベルビューは 関西でいうとバブル時代に神戸などで流行ったシーサイドレストランを思い出します。道路を挟んですぐに砂浜になっています。絶好のロケーションですね。お店の構成としては屋内と屋外のテラスに分かれています。日本でもシーサイドレストランがこのような形式ですが こちらはごくごく自然に無理なく おそらく昔から取られている形なのでしょうね。
このあとで見ていただく写真でこのレストランの形式にも納得頂けると思います。すべては まわりのロケーションから始まります。先程も言ったように 日本とは何かどこか違う気がします。
どちらが良いか悪いかではありませんが・・
ベルビュービーチ2
ビーチに着いた頃 ちょうど晴天でした。
ご覧ください この灯台と雲
なんの説明もいりませんね。デザインうんぬんではなく 
ロケーションとあまりにもよく溶け合っています。
海岸線と雲のバランス灯台の白と青がなんとも絶妙です。
みてのとおり混雑することもなくのんびりとした風景でした。
私達一行は時間との戦いで足早にここを去らなければなりませんでしたが 
もう少しゆっくりいたいと思わせるような場所でした。

ベルビュービーチ3
なんとも豊かな場所でした。

こういった場所にもキチンと行っておりますので 折を見て紹介してまいります。

北欧の集合住宅

2017年9月1日|カテゴリー「北欧研修
北欧の集合住宅2
北欧の集合住宅1

北欧の集合住宅について書きます。北欧の集合住宅と日本のものでは少し様子が違うようでした。
何が違うかというと 日本では大別すると一軒家かマンション・アパートに分類されます。
前回もこのブログで集合住宅の書き込みをしましたが 北欧の住宅事情では建物は長屋形式でその他の部分をパブリックスペースとしてみんなで使用する形態がよく見受けられました。もちろんマンション形式のものもありましたが 長屋形式のものが目についたのは比率がそれだけ多かったということなのでしょう。
これは人口密度の問題が大きく関係していると思います。北欧ではまわりを見渡してもどこへでも建築ができそうなくらい広大な土地があります。日本の住宅事情からすれば 本当に羨ましいかぎりです。
日本でこんなにふんだんに土地を使って住宅などを計画すれば 建築にいくら費用がかかるでしょう?まず土地代がものすごそうです。

土地などの建築に対する事情はこのくらいにして
北欧の住宅地は 見るからにグリーンが多くて開放的で素敵です。時期は北欧の夏にあたるので ひときわグリーンもあざやか。
短い夏が終わるとすぐに厳しい冬がくるのでしょうが。

北欧の住宅の外構や玄関まわりについては とくに突飛なデザインは施されてはいなくて 
どちらかというとオーソドックスなスタイルだと思いました。
しかし 左の写真のような 砂利とその他の部分を分けるため 直接スチールのみ差し込んで分けているのは
日本の庭造りではサビを考えるとできないことではあります。
よくこういう納めを見ましたが これがこのオアスタッドだけでなく
北欧という気温が低く雨の少ない地域全土で普通に使われているものなのか いつか調べてみたいと思います。