市街地の大きな敷地に 親世帯と子世帯の二世帯住宅が道路いっぱいまで建って
それぞれのプライバシーのため玄関が2箇所つけられています。
横長い玄関ポーチが建物にそなえつけられており それを活かした外構を計画しました。
無理のない動線計画で歩きやすいアプローチにして 大判タイルで貼り分け
床タイルが立ち上がった様なタイル門柱をそれぞれのアプローチ入り口にたて
各世帯わかりやすいサインを取り付けてあります。
奥行きのない道路までのスペースに植栽で小さな庭のようにしつらえて美しくまとめました。
左手はピアノ教室としてオープンスペースのある外構を計画しました。
お子様も楽しくなるように 明るく少しシンボリックな門柱を中央に配して
土間を自転車や車が入れるようにモルタルとグリーンでデザインしています。
堺市・二世帯住宅玄関が2つの外構 左右使いの玄関ポーチ
CONCEPT


こちらは着工時の玄関ポーチの様子です。
建築から引き継いだ際にはこのような状態です。
ぶつっと切った玄関ポーチをどうやってアプローチにするか
しかも奥行きがあまりないので短い距離で

植栽は 白いタイルポーチの中に有機形のくり抜きを作り 土を入れて植え枡にしています。
中木と低木 赤い色と緑の葉っぱ バランス良く取り合わせました。
このあとも木々は成長し 目隠しにもなり街に向けて季節を演出するアクセントになるでしょう。

こちらがピアノ教室の外構です。
芝とモルタル土間の丸みが合って可愛らしい印象です。