こちらの敷地条件は奥行きがあって道路との高低差も大きい敷地です。その条件をどうやってクリアするか 様々な外構デザインのバリエーションが考えられました。
お客様のプライバシーを大切にしたいご希望があり 最終的に門もあってガレージの入り口もオーバードアでふさぐ いわゆるクローズド外構のプランを選択しました。
敷地の奥行きを利用してプライバシーを守るご希望を叶えた外構プランです。
普段やってくる郵便や宅配などの業務的なお客様に対して道路に近い位置に壁を配しました。
門を通るアプローチの白い大判タイルが床面から壁になるよう立ち上がる設計になっています。
そこに インタホンやポストなども取付けておき 業務的な用をその位置で対応できるようになります。逆に 親しいお客様などは建物や玄関に近い門扉まで来ていただいて中へとお招きする導線で
そういう 来客に応じた距離をキープできるのも奥行きがある敷地ならではです。
全体的にシャープなシンプルモダンですがアクセントになる植栽をいくつも配置し
彩りある豊かな外構となりました。
CONCEPT

吹田市・奥行きと高低差のある敷地にプライバシーを守るクローズド外構
カーポートやオーバードアなど 大型のエクステリア金物が立派な建物を引き立てています。
駐車スペースへは 道路から勾配をつけてスロープで建物のそばに駐車できるようにしました。
オーバーゲートで仕切ってカーポート屋根も取り付けました。二台目も入れるほど奥行きのあるガレージに
アプローチ側にもちょい停めスペースがあり 道路際の黒いタイルにも車寄せすることが可能。
ゆとりのあるスペースが間延びしない横ルーバーのオーバードアと縦ルーバーの柵をセレクト。



余裕のある道路から玄関へのアプローチには植栽を考えています。タイルをくり抜いて丸い植え枡を作りました。
シンボルツリーのシマトネリコとカツラが根付いて葉を茂らせてくれる頃には なお一層美しく見えます。