soto Designブログ

豊中市のお庭の全面リフォーム工事が始まりました

2025.11.13

豊中市でお庭の全面リフォーム工事を施工しています。

建物の工事を進めているのと同時進行になっており足場が残っていたり施工場所が道路から一段高い場所であったりさらに中庭の施工なので搬入に最も手間と配慮の必要な現場ではありますが、むつかしさの一方でデザイン的には面白いことができるのでとても楽しみな現場でもあります。

今回は建物のリフォーム工事にて玄関まわりやガレージは施工されるとのことなのでsotoDesignの担当はこの中庭の施工ということになります。

施工前のお打合せでお客様がイメージで提示されたのは少し欧風な芝生の中に少し岩が配置されたような画像でした。ご家族でお庭に下りて楽しめるようにしたい ただデッキなどにはしたくないもっと自然なもので構成されたいとのご希望をお聞きしていました。

ご提案したお庭のデザインパースはこちらです石の平板の間に植栽をちりばめ季節感感じる植栽を豊かに植えます

そこで弊社がご提案したのは石の平板をランダムに並べ、合間に芝生や植栽をちりばめて植木も盛り込んだお庭のデザインでした。

 

施工前のお庭は少し古典的な和風庭園の様子で特徴的な池がありその周りを植木や砂利で設計されていました。

工事前のお庭の様子です。和風の古典的な造園で石や池がありました

まずは池や沓脱石、植木など不要な部分を撤去します。いったんきれいにしてから窓の下端にちかい高さまでお庭のグランドラインGLを土でかさ上げしていきます。

イメージパースでは建物のまわりの敷地と比べて階段二段分くらいは高くなる想定でいます。

建物のまわりに比べてお庭が階段2段分高く設計されています。これはまわりで鋤とった余った土も利用していますのでコストにも有効です窓からお庭へ降りやすくスムーズな出入りを促す高さにするための工夫です

このかさ上げで窓からお庭に下りるまたはお庭から室内に出入りする際のスムーズな高さにすることができればご家族が新しいお庭へ出ることに不便がなくなります。

さらに高さを上げるための土は他の部分ですきとった不要になる土を一部再利用することでコストカットにも有効なアイデアです。もちろんガラになるような土は使用しません。

庭にあった池を埋めて窓から降りやすい高さまで庭のGLを上げてあるのがわかります古い沓脱石なども不要な部分を取り壊して新しい庭工事へ準備します

きれいに整ったお庭から改めて施工を進めていきます。

次はまた搬入に苦労しながらも石の平板を搬入しバランスを見ながら配置していきます。植木の株の大きさやバランスも見なければならないので丁寧な施工を心掛けます。石の目地は程よくとって芝生や植栽をいい塩梅でちりばめていければと考えています。

提案したお庭のデザインを基に石の平板の間に大きめの目地をバランスよく取りながら配置をしていきます

今日はお客様と植木問屋へ出向き、植木を選んできました。

設計段階で思った植木と異なった樹種も選択されましたのでそのあたりも変化に対応しながら現場で仕上げて素敵なお庭にしていきたいと思っています。

また後日 進捗をお伝えします。

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