外構業界のこと

樹脂木の 困った点は

2014.07.31 外構業界のこと
天然木のウッドデッキは 変色したり弱くなったりして
建築後のメンテナンスに手間や費用がかかるため
弊社では 樹脂木を使用することが多くあります。
樹脂木とは 樹脂を固めて 木のように加工した商品で
天然木に比べると もちろん質感はのっぺりした感じですが
丈夫で変色や変質しにくいので 長いこれからのメンテナンスを考えると
扱いやすいと思っています。
ただ 悩まされる点として
とくに ここのところの 異常な暑さで
天然木も 樹脂木もどちらも 反ったり曲がったりという変化が
非常に激しく 起こっています。
レンガやアルミでは こんな変化は起きないのですが
特にフェンスで使用した天然木もしくは樹脂木が 暴れてしまうことがあります。
もちろん 暴れないお宅もあるので
たとえば直射日光が ずっと当たる環境だとか
冬の一番寒い時期に ちじこまっていた材料で施工したとか
あるいは個体差だったり(樹脂木は樹脂の内容がロットによって違う場合もあります)で
ちがうのだろうと 推測しています。
暴れた場合 材料を同じものでいいのか 違うものにするのか お客様に確認した上で
補修を行います。
どうしても 屋外の環境は厳しいので こういった事態がおこりますが
先にも書いたように 起こらない事例もたくさんあるので
結局は 施工後もお客様と施工店のおつきあいを良好にして
相談しやすい関係を築くことが大事なのだと 改めて思います。

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