北欧の集合住宅
2017.09.01
北欧研修
北欧の集合住宅について書きます。北欧の集合住宅と日本のものでは少し様子が違うようでした。何が違うかというと 日本では大別すると一軒家かマンション・アパートに分類されます。前回もこのブログで集合住宅の書き込みをしましたが 北欧の住宅事情では建物は長屋形式でその他の部分をパブリックスペースとしてみんなで使用する形態がよく見受けられました。もちろんマンション形式のものもありましたが 長屋形式のものが目についたのは比率がそれだけ多かったということなのでしょう。これは人口密度の問題が大きく関係していると思います。北欧ではまわりを見渡してもどこへでも建築ができそうなくらい広大な土地があります。日本の住宅事情からすれば 本当に羨ましいかぎりです。日本でこんなにふんだんに土地を使って住宅などを計画すれば 建築にいくら費用がかかるでしょう?まず土地代がものすごそうです。土地などの建築に対する事情はこのくらいにして北欧の住宅地は 見るからにグリーンが多くて開放的で素敵です。時期は北欧の夏にあたるので ひときわグリーンもあざやか。短い夏が終わるとすぐに厳しい冬がくるのでしょうが。北欧の住宅の外構や玄関まわりについては とくに突飛なデザインは施されてはいなくて どちらかというとオーソドックスなスタイルだと思いました。しかし 左の写真のような 砂利とその他の部分を分けるため 直接スチールのみ差し込んで分けているのは日本の庭造りではサビを考えるとできないことではあります。よくこういう納めを見ましたが これがこのオアスタッドだけでなく北欧という気温が低く雨の少ない地域全土で普通に使われているものなのか いつか調べてみたいと思います。
関連記事
-
北欧自転車での移動
2018.04.03 -
ヘルシンキのカンピチャペル
2018.03.28 -
フィンランドの潔いデザインを見て感じた事
2018.02.14 -
テンペリアオウキオ教会(岩の教会)①
2018.01.24 -
北欧日常のDesign
2018.01.22 -
本場スウェーデンIKEA(カラーの違い?)
2018.01.12 -
北欧の夜(白夜)がもたらす影響
2017.12.29 -
フィンランド ミュールマキ教会
2017.11.29 -
北欧 ルイジアナ美術館の芝生
2017.10.03 -
デンマーク王立図書館
2017.09.25
最新記事
- 04月03日 北欧自転車での移動
- 03月28日 ヘルシンキのカンピチャペル
- 02月14日 フィンランドの潔いデザインを見て感じた事
- 01月24日 テンペリアオウキオ教会(岩の教会)①
- 01月22日 北欧日常のDesign
カテゴリー
- soto Designブログ (1,615)
- sotoDesignの日常 (661)
- お打合せや進行 (112)
- オリジナルエクステリアプロダクト (228)
- デザインへの考え方 (132)
- 北欧研修 (22)
- 外柵フェンス、ガレージ、車庫、カーポート (25)
- 外構で迷った時に (6)
- 外構の材料や素材について (16)
- 外構業界のこと (25)
- 外構費用 (10)
- 工事について (281)
- 施工例 (63)
- 造園や植木 (38)
- お知らせ (36)
- 外構プラン (4)
アーカイブ