デザインへの考え方

外構リフォームは費用がかさむ

2016.07.30 デザインへの考え方
外構は一度建てた家に対して 一度だけのものという印象がありますが
生活様式や家族構成の変化によってリフォームが必要になるのは
なにも 家の中だけではありません。
もちろん 昨今ますます厳しくなる 環境の変化に耐えてきた経年劣化によるエクステリア製品の交換や
壁の再塗装 ウッドデッキのやり変えなど 傷むものの交換なども 起こりえます。
あとは高齢化に伴い 段差をなくしたり デイサービスの車の車寄せ
車いす用のスロープや 以前は気にならなかっtた沓脱ぎ石の高さをなんとかしたいなど
外構のリフォームのお話は 本当によく頂いております。
外構リフォームの際に ご提案側として注意している点がいくつかあります。
まずは 外構リフォームには新築外構にない費用がかかってくるということ。
建物も同様ですが 既存の物の撤去費用です。
土間を割る ブロックをやりかえる 植木をひく
これはどれも その分の日数がかかり 日当も 廃棄費用や解体撤去の費用も必要となります。
当たり前なのですが これが意外に想定されていなかったり
新設の工事に含まれる?と思っていらっしゃる方がいたり。
・・・どんぶり勘定で良ければ 新設の工事代金にごそっと含んで見積もりしますが(笑)
弊社では わかりやすい見積もりをご提示しておりますので
ごく普通に正直に 解体撤去ならびに廃棄費用(産業廃棄物は昨今高価です)を計上します。
たまに ご自分で大型ゴミの日にちょっとづつ廃棄しますとおっしゃるお客様もいますが
なかなか難しいかと思います。どうしてもとおっしゃるなら お聞きしておりますが。。
それから リフォームは工事の期日が無い場合が多く
ご提案しているうちに迷ったりご家族で意見が別れたりして 保留になるケースも多々あります。
インターホンが破損したとか 門が壊れたとなると急ぎますが
ついでにここもあそこもと話が膨らみ 費用がかさみ
あ、ちょっと待って となるのもよくわかります。
無理強いはしませんが せっかくお話をいただいて
何日もその計画や見積や折衝に 時間を割いて動くことになりますので
ご家族様でよくお話して スムーズに結論がつくと ありがたいかなと思います。
新築の外構工事の時も同じですが
絶対必要だなと思う部分を 当のお施主様が意見統一してくださらないと
なかなかお話は進まないものです。
ご家族での 十分なご相談の時間をお持ちくださいね。

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