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造園や植木

梅雨明けのお庭管理

2018年7月4日|カテゴリー「造園や植木
植木職人

今日現在の西日本は台風の影響で大雨の地域もありますが

関東はすでに梅雨明けしていて おそらく台風が去れば 西日本でも梅雨明けになると思われます。

今年は 春から暑かったけれど 梅雨明けも早いです。異常に。。。

昨冬 外構工事をされて自動散水機を設置したお客様から
自動散水の回数を 指定していた回数より増やしたいとご連絡をいただきました。
冬場であれば 日当たりによりますが週に2~3回で充分であったのが
梅雨が開け 気温が上がってくると 毎日の水やりが必要になってきます。
自動散水は 時間や水量を設定しておけば 文字通り自動に水撒きしてくれるのですが
蚊に噛まれることもなく 暑い思いもせず 水の量も無駄なく散水ができて
大変便利です。
ただ 梅雨だから散水しなくていいなとか 夏が来たから散水回数を増やそうと
勝手には判断してくれませんね。

植木の水やりは 思っているよりたっぷりの量をまく必要があります。
うまく自動散水機を使っていただけると
秋の紅葉や 花の開花のときに 美しい姿を見せてくれるようになります。
水やりは 植木にとってかなり大事なんです。
梅雨明けのタイミングで お庭の手入れの方法をあらためてみてくださいね。

京都のホテルお庭巡り

2018年6月27日|カテゴリー「sotoDesignの日常
ホテルザセレスティン京都祇園エントランス

先日のエクステリア勉強会IN京都では 京都で有名ホテルのお庭も いくつか見学しました。
コーディネートしてくれたaoiniwa山田さんが選んだのは 荻野寿也氏のお庭。
大阪府で事務所をなさっている景観デザインの設計をなさっている有名な先生です。
個人宅もなさっていますが 店舗やパブリックな場所でも腕をふるっていらっしゃいます。
プロフィールによると 造園は独学で学ばれたそうなのですが いかに建築と同等に庭に活かすか念頭にされており
計算して作られたお庭でありながら 自然の法則を倣ったようなおだやかな優しさに溢れた景観設計をなさる方です。

今回ご紹介するのは祇園の建仁寺のそばにある ホテル ザ セレスティン 京都祇園
2017年に完成したものです。
周囲の植栽や植木 石積みなどを 細かく見せていただいてから 
ダメ元でホテルの中のお庭を見せていただけないか 山田さんがホテルと交渉してくださって
親切にも宿泊棟の中の中庭を見学させていただきました。もちろん 外からは見ることができない貴重な体験です。

こちらのホテルの造園デザインはすべて荻野氏のよるものですが
現代の京都の市街地でありながら 時代をさかのぼり祇園の原風景をたどっていくようなストーリーで
ホテル内の7箇所の庭を作庭なさっているそうです。
奥行きも高さもあり 自然でもありモダンでもある そんな空間です。
あざやかな木々の緑が美しく 京都らしい落ち着きと静かさを演出していました。
セレスティンスタッフの方 お忙しいのにありがとうございました。

ホテルザセレスティン京都祇園植栽

ホテルザセレスティン中庭地下へ

京都ホテルザセレスティン中庭の様子

京都ホテルザセレスティン中庭見学

京都仙洞御所

2018年6月22日|カテゴリー「デザインへの考え方
京都仙洞御所紅葉橋

京都仙洞御所

京都での「エクステリア勉強会」で 迎賓館と隣接する仙洞御所へも参観しました。
こちらも内閣府の管理で 参観ツアーがあるので予約しました。
迎賓館ができるまでは 国賓をもてなしていた場所であり 明治5年までは英照皇太后のお住まいだった大宮御所のある場所が
この仙洞御所。

京都の街の真ん中にあるのに 京都御所という場所は本当に森のなかのように別世界です。
歴史を見てきた深い豊かな森の木々は どこにいるのかわからなくなるような豊かな空間でした。
北池と呼ばれる池の正面から グルっと周囲を回って 写真の美しい紅葉橋を渡りましたが
きっと紅葉の時期はいっそうきれいな光景が見られるだろうなぁとうっとりしました。
今年は暑くて 残念ながら藤もサツキも終わってしまっていましたが それでも輝くような新緑が
日本の庭園の奥深い美しさを彩り 素晴らしい世界がありました。

日本人の色彩感覚やバランス感覚は本当にすごいのですが
大きな景色も 詳細な石組みも 機能と美観が両立され細かな部分まで配慮されているのが 非常に心地よく
考え抜いて作られているはずなのに 大変「自然」です。
これは 造園の基本でもあります。山の風景・自然の光景を庭に落とし込むのが理想とされます。
先に見た 迎賓館のお庭とあわせ
あらためて日本の造園の良さを実感することができました。


京都迎賓館のお庭

2018年6月15日|カテゴリー「造園や植木
17迎賓館お庭4

15桐の間お庭3

先日 いつものエクステリア勉強会で京都の迎賓館 仙洞御所など参観させていただきました。
今日ご紹介するのは 迎賓館のお庭です。

京都迎賓館は国賓の接遇の場として京都御所の敷地の中に平成17年に完成しました。
建築の大きなテーマは「現代和風」と「庭屋一如(庭園と建物が一体となって調和している様)」なのだそうです。
日本の伝統技法および伝統技術をもりこんだ 美しい建物とお庭は
海外のお客様にどれほどの感慨をもたらすでしょうか。

お庭は深山幽谷から流れ出る水が注ぎ込む広大な池を中心に まわりの建物と融け合うようになっています。
大きな迎賓館のそれぞれの役目を受け持つ部屋の前から 同じ池を見るのですが
場所によってそれぞれ趣が違って見えます。
深い場所と浅い場所もあり 植栽も異なり舟遊びや錦鯉が泳ぐ姿をみることができる場所もあります。
また 和室の「桐の間」から見るお庭は また少し趣が違う重厚なものです。
いずれにしても数寄屋造りの やや薄暗い室内から雪見障子越しにみる美しい緑の庭園は
奥ゆかしい日本らしい美しさに満ちていました。

チェルシーフラワーショー報告会

2018年6月7日|カテゴリー「デザインへの考え方
チェルシー報告会
年に一度 
関西の外構・エクステリア業界に携わる人が集まる一大イベント
関西エクステリアフェアが本日より開催されています。

そのお話は また後日ご紹介しようと思いますが
そのエクステリアフェアの機会に岡山から
親しくしているガーデン・エクステリアのデザイナーさんが
来阪しています。
お二人は 
昨年我々大阪チームと一緒に北欧へデザイン研修に
同行した方々で 日頃は地元岡山でご活躍されています。
お二人が声をかけて連れてこられた
ほかの岡山のデザイナーさん二人を含んで
エクステリアフェアのあと 勉強会をしてきました。

ここでは 同じく昨年北欧へご一緒した
京都aoiniwaの山田さんが
先月イギリスで開催されたチェルシーフラワーショーに
研修に行かれたので そのリポートをしていただきました。
チェルシーフラワーショーは
イギリス王立園芸協会が主催する世界的なガーデンイベントで
世界中の有名なガーデナーが作庭したガーデンデザインを
コンテスト形式で発表します。

すごく規模も大きく作られたお庭は 
イベント会場と思えないほどの馴染みと完成度があり
ほんの5日間の期間で壊されてしまうのが 
本当にもったいないような美しいものでした。

sotoDesignは外構デザインに特化しているので 
ガーデニングはあえて盛り込みすぎないシンプルなご提案を
させていただいていますが
超有名なチェルシーには やはり一度は行ってみたいものだと
お話を聞いたり写真や資料を見せていただいて
強く思いました。
またいつか行けたら ガーデンに対する
既成概念のようなものが取り払われ
一枚上のご提案ができるようになるのかもしれません。
北欧のときみたいに。

いつかの目標にしておきたいと思います。