デザインへの考え方

スウェーデンストックホルムの地下鉄駅

2017.11.30 デザインへの考え方
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久しぶりに写真を見ていたら「やっぱり良いな~と」と独り言を言いながら 今回も連続で北欧ブログになりますがお許し下さい。

今回はスエーデンのストックホルム地下鉄の様子になります。
大変有名な地下鉄駅ホームに書いてある青の壁画です。岩盤の崩落防止にセメントにて固めてある部分をアート化してあるのですが、日本で見る地下鉄の壁画とは全く違う物と感じました。まず地下鉄構内の造りが違います。
日本でこの様にコンクリートで岩盤を固めた仕上げでは終われないはずです。私達が何時も目にしている垂直のコンクリート壁が有り その上にコンクリート製の天井がかかっている仕上げですね。
この様な状態の壁に今回の様な壁画を描いても魅力が伝わって来ないのではないでしょうか。
表面に凹凸が有り、壁自体も大きくうねっている状態にペイントすることにより このようなダイナミックな壁画になり得ていると思います。何時もながら行政や社会的に考えても日本ではあり得ない事だと思います。
この様な考えに至る ヨーロッパや北欧の人達には何時も脱帽させられます。
大阪で外構、エクステリアのデザインのお仕事をして何時も思うのが、どの様なときも独創的でいたいという事です。
sotoDesignへお問い合わせ頂く方々も 弊社に対してそのような事を望んでおられる方が多いです。そのお客様の希望を叶えるために 常に勉強し sotoDesign独自の考え方でお答えしなければいけないと考えております。今回の駅壁画一つ取って見ても やはり独創的で素晴らしい。何度見ても勉強になります。
二枚目の写真は駅壁画を見に行った時に面白いと思い 撮ってきた写真ですが 掲示板一つとっても面白いデザインになっています。勿論カ色の選択も素敵です。日本でこの黄色を使用すると工事現場のようにみえるのですが、さすが北欧デザインですね。
黄色とグレーを上手く使っているので、きつさがなくてとてもセンスの良さを感じました。この様な 色に対する部分も 見習いたいところだと感じました。
sotoDesignも 日常的にこの様なデザインができるように努力してまいりたいと思います。

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