デザインへの考え方

まず 色使いにやられました

2017.07.05 デザインへの考え方
北欧研修について
まだ空港からも抜けだせていません(笑)。
今回は色使いについて少しお話いたします。
空港に降り立ち、目に飛び込んでくる物の多くが大変魅力的にみえます。
デザインが凝っていない物も含め どれも新鮮に見えました。
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この件について研修参加者さん達と何度も話になりりましたが、、、
まず日本とは全く異なり、色使いが上手です、本当に関心します。
色の視認性は日本人は高いはずなのですが その使い方が素敵です。
日本人の感覚でいくと、まず物等の形態があり
その後 何色が適しているか等のカラー選びになるところですが
日本人と北欧の人達の持ち合わせている色彩に関する感性の違いとでもいいましょうか
はっとするような色の組合せが目をひきます。
勿論日本人にも日本独特の色彩があると思いますのので一概に優劣的な話しでもないですが、、、後日のガイドさんにお聞きした話では
北欧の冬の日照時間は特に短いのでとにかく日照を求めてどこまでも旅に出るという民族らしく
特に色彩にはこだわりや主張があるとの事でした。
色彩により気分を明るくするという狙いが込められているのでしょうね。
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日照条件等の自然環境への適応としての色使いには中々奥深いものを感じます。
以前、Lixilさんのカラーセミナー等も受講したりしましたが、
やはり実物を体験しないとわからない事って有りますね。
少なくとも 今後のsotodesignでの色使いに影響が出るのは確実です。
色の力というものが デザインと同様にとても大切だと再認識するきっかけになりました。

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