造園や植木

苔の特性を活かす

2019.10.05 造園や植木
苔の可能性
弊社では10年以上前から 外構・造園に対するアナウンスの一環として 寄植えなど園芸のワークショップを行ってきました。中でも苔玉についていえば一番人気のあるコンテンツで 万博ロハスなどのイベントに出店したり、京都の町家でのワークショップなど数多くの講座や販売の実績があります。苔というのは誤解されているようですが 意外に乾燥に強く種類によって日陰でも日向でも対応できる幅の広さがあってけっこう扱いやすい植物です。昨今の異常気象によって 日本の気候は温暖湿潤から亜熱帯のような気候に変化しつつあるように感じますが従来の植物や樹木では あの酷暑に立ち向かうことが難しいものも出てきました。弊社は先代が造園業メインにしていたこともあり 昔から使われている松や南天などの基本的な草木についての知識は根っこの部分で持っていますが それだけでは対応しにくくなっています。暑さに対して強い 新しい植物をいつもサーチしているような状態ですがじりじりとした強い直射日光をある程度カバーできる場所なら 苔は緑のスペースを演出するのに十分な力を備えているようです。海から陸に上がった最初の植物である苔が 上品で気難しい植物であるというよりも「強い植物」として使えるのではないかと感じています。地球の地表を守ってきた苔乾燥に強く水分保持に優れ 水分と栄養分を主に空気中から摂取します。その柔らかな苔に どこからか飛んできた種がつき 苔が保水した水分で発芽をして草になり木になり森ができ地球は緑の星になったのだと思うと 環境保全を我々がうたいはじめるよりずっと前から物言わない苔が地球を守り育ててきたのだとおもいます。外構や庭のデザインにもっと使っていきたい素材です。

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