北欧の新築住宅
2017.08.07
デザインへの考え方
今日は 北欧での住宅について色々紹介していきます。まずこちらの写真ですが新市街の竣工間もない集合住宅の様子です。同じ作りの壁のようなものが 多数立並びますがこれは それぞれの邸の仕切りになっておりそのしたは ゴミ収納庫やストックヤードとして使用するようです。屋上緑化がなされていてもう少し時間が経つと 植物も育ってくれると思います。
床(土間)はインターロッキング敷になっていますが日本ととくにかわらない施工のようです。ただ 違うなぁと思ったのは 入口にグレーチングが入っている事。日本では 基礎があってステップを数段上り玄関へ行きますがこちらでは 玄関と道路の高さが同じというのが一般的なようです。そうなると 雨や雪が玄関から入ってくるのを避けるためここへグレーチングを入れているのでしょう。日本の基礎高なら必要のないものですね。
ポストも各邸にすでに取り付けられています。なんの変哲もないシンプルな亜鉛メッキのポストですが材木の茶色と ポストの色と 芝生の緑のコントラストがとても綺麗だと思いました。
次はこの集合住宅のパブリックスペースの植栽ですがなんとなく日本の植物によく似ていると感じました。日本に帰ってから調べてみたら日本の植物が品種改良されて北欧方面へ持ち出されているそうです。だから 馴染みがあったのかもしれません。
こちらもパブリックスペースの目隠しになります。何の変哲もない縦格子のフェンスですが内側から強化ガラスが貼られています。おそらく風よけなのでしょう。なかなか凝ったことがされています。コストも結構かかると思うのですが・・
この集合住宅では外構のデザインがシックにまとめてあります。先程も書きましたが 色の調和がとてもうまいと思います。やはり日本とは違って屋外での材木の使い方が腐食について寛大なのがとても気になります。こちらのデザイナーさんに日本の人工木を渡したらどのような反応をするのか?以上北欧で見た新築住宅の様子です。
関連記事
-
吹田市のデザイン外構 同一敷地での2つのプランニング
2023.10.14 -
大阪市の外溝で新しい試み
2023.04.21 -
採用されなかった外構デザイン・エクステリアデザインその2
2023.03.07 -
採用されなかった外構デザイン・エクステリアデザイン
2023.03.01 -
sotoDesignがタイルを切る(カット)理由
2022.12.26 -
初めて敷地に対する建物の方向についてご相談を受けました
2022.11.19 -
大阪府豊中市外構で宅配ボックスについて
2022.10.08 -
大阪吹田市のお庭で新たなタイルデッキを考えてみました
2022.09.03 -
大阪の外構庭の高さ(レベル)のお話
2022.07.11 -
高槻の外構のシンボルツリーから植栽の提案について考えます
2022.05.13
最新記事
- 10月14日 吹田市のデザイン外構 同一敷地での2つのプランニング
- 04月21日 大阪市の外溝で新しい試み
- 03月07日 採用されなかった外構デザイン・エクステリアデザインその2
- 03月01日 採用されなかった外構デザイン・エクステリアデザイン
- 12月26日 sotoDesignがタイルを切る(カット)理由
カテゴリー
- soto Designブログ (1,613)
- sotoDesignの日常 (660)
- お打合せや進行 (112)
- オリジナルエクステリアプロダクト (228)
- デザインへの考え方 (132)
- 北欧研修 (22)
- 外柵フェンス、ガレージ、車庫、カーポート (25)
- 外構で迷った時に (6)
- 外構の材料や素材について (16)
- 外構業界のこと (25)
- 外構費用 (10)
- 工事について (280)
- 施工例 (63)
- 造園や植木 (38)
- お知らせ (36)
- 外構プラン (4)
アーカイブ